今回は、銀行新規紙通帳の有料化と銀行手数料改定も紹介します。
日本銀行の低金利政策の影響で銀行業界は生き残りに必死になっていろいろな対策を実施しています。
最近では使用していない通帳に手数料がかかるなど改めて自分がもっている通帳を見直す機会になったりしたかたもいると思います。
今デジタル化の流れから銀行業界は現金自動預け払い機ATMの数量を削減したり、維持費が30万くらいかかるために銀行間で共有したりとアイデアを出しながら生き残りをかけて取り組んでいます。
又、銀行間の合併なども益々盛んになっていくと予想されます。
その流れから今回、新規紙通帳の有料化が4月からスタートすることになりました。
又お金の両替についても手数料がかかるようになります。
それでは細かく詳細を見ていきたいと思います。
目次
銀行新規紙通帳の有料化と銀行手数料改定も紹介します。
銀行新規紙通帳の有料化と銀行手数料改定も紹介します。
新規通帳の有料化とは?
紙通帳の有料化が4月から開始されます。
三井住友銀行では新規開設者18歳から74歳までの年齢に対して年間550円かかります。
すでに実施されているみずほ銀行では70歳までの新規開設者に対して発行時1,100円かかる事がわかりました。
これでは新規開設自体もちゅうちょしてしまいますね!
また手数料がかかるのは70歳未満の新規顧客のみで既存顧客の方はこれまで通り無料です。
ちなみにりそな銀行は普通預金口座開設は無料です。
口座の維持や管理手数料もかかりません。
使用していない口座を持っている場合どうなる?
三井住友銀行では、使用していない口座が2年以上の場合で口座残高1万未満でネットバンキング登録をしてない場合は年間に1,100円徴収されるようです。
又、三菱UFJ銀行でも7月以降の新規口座で2年以上取引がない場合は年間1,320円徴収されるようです。
りそな銀行の場合は普通預金口座で直近2年間お預け入れや払い戻しが無い口座は未利用口座として取引状況によっては管理手数料がかかる場合があるそうです。
自分がもっている通帳を整理しどうなっているのか確認を早急にする事が必要ですね!
なぜ徴収されるかというと、使用していない通帳がある場合詐欺に使用されたり資金洗浄に使用されたり犯罪の温床になってしまう為セキュリティUPにもつながる為にこういう流れになってきているようです。
分からなければ詳しいことは、銀行に尋ねましょう!
両替に手数料がかかる
銀行でお金を両替する場合に4月から手数料がかるようです。
三井住友銀行の場合は1~500枚の両替に対して手数料400円もかかるようです。
1,000円の両替をすると600円になってしまうのでかなり高い手数料になってしまいました。
これでは両替をする業者はいなくなってしまうのではないかと思います。
他のメガバンクの三菱UFJ銀行でもすでに11~500枚の両替に対して300円、みずほ銀行でも同じく400円という手数料がかかることがわかりました。
そうなるとキャッシュレスに移行するしかなくなりますがデジタル化にするにしてもスマホを持っていない人もいるのでこの対策は十分ではないと思います。
スマホの価格もいろいろな事業者が入ってきて価格自体は安くなる傾向ですが、安い形態は電波自体が悪いのでなかなか安い事業者に乗り換えずらい傾向であるのですべてのスマホの価格を下げてもらいながらデジタル化を推進していかないといけないと思います。
またコンビニATM手数料も変わります。
三井住友銀行ではコンビニATM手数料が25,26日が無料でその他の日は最大330円かかります。
銀行や駅などでの混雑を避けるためにコンビニのATMの利用を考えているようです。
三菱UFJ銀行でも毎月25,26日は無料にし、その他の日は最大330円かかるようです。
デジタル化のメリットは?
①コスト削減になるので銀行側にメリットがある。
②店舗のスペースもいらなくなり支店の統廃合につながる。
③あおぞら銀行では新規口座開設者の普通預金の利息が0.001%ですが0.2%になる。
④三井住友銀行・三菱UFJ銀行はデジタル通帳に切り替えでATMの手数料が0円になる
銀行新規紙通帳の有料化と銀行手数料改定も紹介まとめ
今回は銀行新規紙通帳の有料化と銀行手数料改定も紹介してきました。
銀行が手数料をかけたいのではなく今の金利が低金利であることが一番の原因です。
しかし時代の流れもありデジタル化も今後加速度的に普及していかなければ日本の未来はないと思います。
日本は外国に比べると遅れているからです。
毎年かかる印紙税だけでも銀行全体で年間640億円かかると言われています。
デジタル通帳が普及すればそれだけの金額をかけなければコスト削減にもなりますし、国民に為にもなります。
そうすれば手数料もかからない世の中に一歩近づけるのではないでしょうか?。
早く実現するためには国民一人一人が認識し取り組んでいくしかありません。